top of page
執筆者の写真fuwafuwacircus

子どもイベント/愛知県武豊町ゆめたろうプラザ公演レポート2日目/2024年6月9日(日)

更新日:6月19日

2024年6月9日、愛知県知多郡武豊町にお伺いし、祝 武豊町制70周年 武豊町子ども舞台芸術企画体験事業 ゆめっぴ企画 第19弾「ふわふわサーカス『ユニコーンくんと夢の世界の大冒険』」を行いました。

子どもイベント サーカス 出演者 集合写真
ふわふわサーカス 星の願いごと公演

今回、舞台芸術企画ゆめっぴさんにお招きいただきました。ゆめっぴさんは「武豊町内でもっと気楽に、子どもとお芝居が見れたら」と子どもに良質な芸術を低料金で、また豊かな芸術に触れることにより子どもたちのすこやかな成長を願うことを目的に2006年から活動をされているボランティア団体さまです。

 

ふわふわサーカスとしては東海初上陸、かつ2日間の公演のうち、1日ずつ違う作品の公演を行うという新しい事づくしの公演でしたが、ゆめっぴさん・ゆめたろうプラザの会場の皆さんの全力のお力添えのおかげで無事に公演を終えることができました。


私たちは「子ども自ら体験すること」をとっても大切にしています。

今回はゆめっぴさんにご協力いただき、公演前後にはフェイスペイント・サーカス体験・願いごとを書く体験・フォトブースに加え、Punnyほいくさんのダンボールランドもお隣の会場で同時開催していただき、素敵な子どもイベントとなりました!


フェイスペントは1日目と同じくペインターカノンさんにより、作品に登場するキャラクターやモチーフを中心にメニューを作っていただきました。ユニコーンと虹が人気だったそう!公演後は女神様など、出演キャラクターをリクエストする子も多かったそうです。嬉しい!

普段エンターテイナーとして名古屋・世界で大活躍されているカノンさん、優しくて可愛らしくて、ペイント中も前後もずっと素敵なお声がけで、この日もすごく盛り上げて雰囲気作りをしてくださっていました。大感謝です!!




ロビーで「願いごと」を布に書いて頂くブースもありました。この20mの布は作中に登場する女神様が魔法をかけるときに使います。おとなもこどももたくさんの願いごとを書いてくださいました。「象のモノマネが上手くなりますように」と言いながら姉妹ちゃんで動物のモノマネショーが始まったりと、思いがけない楽しい時間を過ごすことができました。「〜に優勝できますように」「世界が笑顔で溢れますように」などなど素敵な願いごともたっくさんありました。どうか、皆さんの願いが叶いますようにと願わずにはいられませんでした。

キッズイベント コメント 願いごと お願い サーカス
願いごとを書いてね

Punnyほいくさんのダンボールランド、全て段ボールで作られた実際に遊べる遊具をたくさん置いていただいて公演前後もお楽しみいただけるようになっていました。ユニコーン柄の滑り台、ホワイトのお家や、とっても可愛いパステルのお色味の平均台などもあって驚きました!


ゆめっぴさん制作のワクワクするかわいいエントランスはこんな感じ!ダンボールランドからダンボールハウスも。


さて、いよいよ開場! 本公演のタイトルは「ユニコーンと願い事の星」でした。 『お昼の間はお星様はどこにいるの?』と思いをめぐらすユニコーンのもとに、とっておきのお客さまが飛び込んできました。 それは星の世界の一番星、シリウス。お友達の渡り鳥さんと一緒に、ユニコーンはシリウスを助ける旅に出かけます。

これはおおいぬ座の星シリウスが丸いものに目がなくてー・・という場面です笑

キッズイベント サーカス公演 イベント派遣
ふわふわサーカス始まるよ

が!本編に行くその前に、公演中にみんなに協力してほしいパートについて、ふわふわサーカススタッフのあーちゃんとふわふわキッズから、手あそびの説明がありました。この手遊びを公演に取り入れるのはふわふわ史上、今回が初めてです。一緒に観覧する大切な家族やお友達とそれぞれ向かい合って、みんなで微笑みながら練習してくださっている様子を後ろから拝見して、胸があったかーくなりました。


さて、いよいよ開演。

物語の冒頭から、ナビゲーターであるユニコーンくんが子どもたちとキャラクター達を繋ぐお手伝いをしてくれます。 子どもたちの声に耳を傾け、対話しながら会場全体を夢の世界へと引き込んでいきます。公演の中では3曲、透き通った素晴らしい歌声を披露してくださいました。どの動きもとってもチャーミングでまさに5歳児にしか見えないユニコーンくんです!


最初のパフォーマンスのフラフープは、渡り鳥さんとユニコーンがつむじ風に巻き込まれながら、4本のフラフープを自由自在に操りスピーディなアクトを繰り広げます。思いがけない形に変わっていくフラフープに、子どもたちは歓声をあげてくれていました。この会場は未だかつてない温かさで、一人拍手を始めると、瞬く間に拍手の音が増えていき、私たちが見守って頂いているかのようでした。


星のシリウスによる、うみへびコントーションでは、あまりの柔らかさに「ええ!?」って悲鳴に近い反応が!キラキラ動き回っている普段の面白いシリウスとあまりに違う一面にびっくり。シリウスがくじら座に飲み込まれてしまうシーンは、シリアスだけれど見た子どもたちが「私もやってみたい!」と思える場面になっていたら嬉しいです。


さて、劇中では、お伺いする場所ごとに、世界に一つだけのオリジナルストーリーパートを作っています。今回は、ゆめたろうプラザの名前の由来になった浦島太郎伝説をイメージしたお話にさせて頂きました。 キャラクター達が冒険に行き詰まり、「誰か助けてくれないかなあ?」と問いかけるとスペシャルゲスト、音楽とお芝居と子どもたちが大好きな、ゆめたろうプラザの妖精、ゆめっちぃがリズミカルに登場してくださいました。その可愛さに会場中から歓声が!!

開演前の説明で練習した手遊びを使った歌は、キラキラのきぼうを集める歌、「にじいろのきぼう〜ふわふわマーチ」という新曲の中に登場します。ゆめっちぃは完っ璧なダンスを披露!!会場のみんなも立ち上がって一緒に踊ってくださっていました。「ふわふわーゆらゆらーキラキラー」と、素敵な光景でした。


そして星の神殿、星の女神様による、エアリアルティシューは、ゆめたろうプラザの響きホールの天井約8mの高さから吊り下げられた1枚の布のみを使い、空中で美しい技を繰り広げる演目です。重力などないかのように布を登ったり降りたり羽ばたく女神様の神秘さに息を呑み、会場が静まりかえった様子が印象的でした。終わった瞬間に「わあああああ!すごい!」など子どもたちがおしゃべりを始めてくれて、本当に真剣に見入っていてくれたんだなあと感動しました。



最後のシーンでは、1日目・2日目と、開演前にロビーにて、皆さんに書いて頂いた願いごとの布を、女神様が星の神殿に届け、魔法をかけると。。会場にいらした皆さんとの秘密です

エンディングではゆめっぴの皆さんが「皆の願いが叶いますように、喜んでくれますように」と数日かけて膨らませてくださった500個の風船が天井から降りそそぎます。子どもたちからは歓声が上がっていました。


子どもたちの協力と、経験豊かな一流のサーカス・パフォーマー4名による笑顔溢れる温かなショーとなりました。 50分間のショーの後はエアリアルシルクとエアリアルリング(ともに空中芸)体験タイム! 出演した演者さんのサポートで体験、シルクではブランコのように遊んだり、フープでは小さい子はシリウスのお膝に乗ってクルクルしたり、ステージ下は保護者の皆さまによる撮影タイム、女神様からは体験後にハグ付き!みんな少し照れて、嬉しそうな表情を浮かべてくれていました。お写真など掲載して良い方がいらしたらメッセージお待ちしています。


企画前からショーの実現まで9ヶ月間ご尽力くださったゆめっぴの皆様、ゆめたろうプラザの皆様、当日関わってくださったボランティアの皆様、本当にありがとうございました。 今回は初めてのホールでの公演、右も左も分からない中、「やりたいことは実現しよう」とたくさんのサポートを頂きました。8mの天井に吊り点を作る工程には、高所作業に係る講習、ご関係者様へのプレゼンテーション・ご説明、実際にハシゴを立てかけてみる実験やマニュアル制作、私たちは当日吊り点を作る・外す作業だけで全面的にサポートしていただきました。ハシゴの足を支えてくださっている様子、まさに今回の公演の制作現場が映し出された光景でした。

大道具や装飾、照明と、とても大胆に丁寧にずっと私たちの「こうしたい」に向き合ってくださっていて、ホールのみなさんはこんなに温かいものなのか!?と終始驚きに包まれていました。公演前日の設営風景を45秒にまとめた動画はこちらです。


ゆめっぴの皆さんにも会場の皆さんにもご心配をおかけする場面も多々ありました。その度に手を差し伸べてくださって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ふわふわサーカスは、いつも周りの皆様の温かさと優しさを頂いて活動できていることを実感しています。


宿泊させて頂いたまるみや様でも、ほっとする温かいお食事とご対応をいただきました。森と海と神社に囲まれた場所で、みんなで「にじいろのきぼう」を振りつきで踊り歌いながら朝んぽして素敵な思い出となりました。写真は設営隊!

武豊町 サーカスショー キッズイベント ふわふわサーカス公演 子どもと イベント派遣
武豊町、楽しかった!

今回関わってくださった皆々様、本当に、ありがとうございました。また次の夢でお会いできることを楽しみにしております。


 

出演:井坂泉月、AYUMI、NoN、HiROKO 

声:古沢朋恵、小々原奈奈子、大塚瑞季、井坂泉月

音響:Shoko

スタッフ:あーちゃん、Tamaki

ペイント:ペインターカノン

ダンボールランド:Punnyほいく

音楽:奥野翔太

脚本:Maya

音源:Yui

衣装:なしこ、YUKA

装飾:あーちゃん、YUKA

写真:Tamaki

敬称略


Special Thanks

ゆめっぴさま、ゆめたろうプラザのみなさま



 

ふわふわサーカス こどもといっしょ

シルク・ドゥ・ソレイユや東京五輪開会式、劇団四季に出演経験を持つ子どもが大好きなメンバーで、都内を中心に小さなお子様連れに優しいサーカスショー・サーカス体験をお届けしています

幼稚園・小学校・子ども向けイベントなど、イベント派遣のご依頼を承っています


閲覧数:123回0件のコメント

Comments


bottom of page